褥瘡対策

湿潤環境下療法ガイドライン

須磨浦病院


【目次】

  1. 湿潤環境下療法
  2. 褥瘡の評価
  3. 処置の実際
  4. 記録方法
  5. 創傷被覆材

内容紹介
現在、急性期病院の入院期間がどんどん短くなり、褥瘡予防と治療の中心が慢性期病院や老人施設や在宅になってきました。
ところが、急性期病院で行われている「褥瘡予防・管理ガイドライン」に基づいた治療は、数多くの軟膏や創傷被覆材を使い分けなくてはなりません。中には、非常に高価で、使い続けることすら難しいものもあります。また、場合によって必要とされる外科手術も、体への負担が非常に大きいため、すべての患者様に行えるわけではありません。

慢性期病院である当院も、この問題に直面していました。そこで当院は、同じような問題を抱えている老人施設や在宅の手本となれるように、簡便かつ経済的に優れた予防・治療法を確立することを目標としました。褥瘡予防と治療の基本は、圧迫とずれの排除です。その基本を押さえた上で、まず2010年にプラスチックフィルムを使用した開放性湿潤環境下療法を取り入れました。その後数多くの症例に取り組み、2016年にはそれまでの経験を生かし、院内で使用する「湿潤環境下療法ガイドライン」を作成しました。

創の状態や、創傷被覆材、処置の写真を多数掲載し、DESIGN-Rで最も難しいといわれる「浸出液の評価ってどうしたらいいの」や、「どの部位にどの大きさの創傷被覆材を使えばいいの」など、テキストやガイドラインには載っていない、現場で役立つ内容を盛り込みました。

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